【横浜市南区】花街の名残りを感じる横浜市認定の歴史的建造物!井土ヶ谷の閑静な住宅街に佇む実は凄い町内会館。
京急 井土ヶ谷駅から、環状1号線を大岡川方面に向かい、平戸桜木道路にぶつかったら弘明寺方面にしばらく進み、住宅街を歩いていると突如立派な建物が現れます。こちらは、井土ヶ谷上町 第一町内会 町内会館。どこか歴史を感じる佇まいは、まるで映画のセットのような雰囲気です。
入口には、ちゃんと町内会館の文字。こちらは、1937年に建てられた木造2階建てで、かつて芸者さん達が稽古などをする場として利用していた見番だったそうです。また、当時の井土ヶ谷は、芸者さんの置屋が多くあった花街として栄えていたようで、その歴史を伝えるための建物でもあるそうです。
横浜市には見番として利用された建物が残っておらず、希少性も高いことから、2018年に横浜市認定歴史的建造物として認定。外壁の復元工事が2020年3月に完了し、現在の姿に。ちなみに、1958年には警察の寮として利用され、町内会館になったのは1976年のようです。
入母屋造りとされる伝統的な構造の正面。玄関上部の欄間は、細かい組子細工、押縁下見板張と呼ばれる外壁など、見ているだけで古き良き昔の横浜の空気を感じることが出来ますよ♪興味のある方は、ぜひ一度訪れてみては♪
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