市営地下鉄 蒔田駅周辺を歩いていると、旅館の看板が！住宅街の中に突如現れた看板には、純和風な雰囲気で旅館 松島の文字。よく見てみると、創業明治17年と記載があります。気になったので、矢印のさす方へ足を進めると・・・

なんだか立派な建物が！調査したところ、どうやら創業時は区内の真金町で松島楼という名前の遊郭だったとのこと。当時は花魁を100人も抱える大所帯のお店だったようですが、戦争、関東大震災の影響で、別荘として使用していたこちらに戻り、昭和22年から旅館として営業されているそうです。ちなみに、駅からは徒歩 約3分ほど。

よく見てみると・・こちらが旅館で、上の写真の建物は併設している料理処 松風苑。旅館は、純和室な客室で、北海道の二股温泉の石を使用した人工温泉も利用可能。遊郭時代の日本庭園を再現して造られた庭や、51畳の大広間を持つ、横濱の奥座敷として残る旅館です。蒔田に純和風な旅館があったなんて驚きです！

食事の出来る松風苑では、雰囲気のある個室もあり、メニューは本格的な懐石、ランチのお膳物、小さいお子さん用にハンバーグ、エビフライなどにおもちゃか、選べる味のポップコーンがついたお子様御膳のご用意も♪

テイクアウトメニューとして、日替わり焼魚弁当、天丼、牛タン弁当、鰻重、黒毛和牛重などがあります。どれも美味しそうですね♪みなとみらいや、山の手にはない下町情緒溢れる旅館で非日常な和な宿泊体験もいいかもしれません。気になった方は、ぜひ♪

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